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入院2ヶ月、ついに退院!退院日当日にイレウス!

病院でクリスマスを迎え年末を迎え年を越して、病棟の廊下から初日の出を拝み🌅

 

クリスマスのチキンも年越し蕎麦もお節も食べられませんでしたが、何とか再手術は免れて入院からもうすぐ2ヶ月という頃、ようやく退院が決まりました。

 

当日の朝の採血で、炎症の値がそれまで0台だったのが少し上がっており2.いくらかでした。

手術前はそれくらいならむしろ低い方できたし、特に何とも思わず先生からも一応OK出たので予定通り退院する事に。

 

午前中に最後の装具交換を終え、お昼を食べてさあ荷物をまとめるかと言う時、それまで全くなかった腹痛が出てきました。

 

最初はそれほど痛くなく、食後動いたからか?と思い看護師さんを呼ぶことなく荷造りを中断してしばらく横になってました。

 

しかし一向に良くならず、だんだん起き上がるのもしんどくなってきました。

 

退院したい気持ちと痛みで焦り、冷静に考える事ができずとにかく荷造りをしなくては、と起き上がろうとするも痛みで起き上がれず。そうこうしている間に夫が少し早めに仕事をあがって病室まで来てくれました。

 

そこで苦しむ私を発見。残念ながら一緒に帰る事は叶わず、かわりに看護師さんを呼んでもらう事に。なんということ。

 

それまで退院したいという気持ちで気力を保っていたのが退院が無理だと分かり、そこから様態が急激に悪化。呻き声を抑えられないくらい苦しい激痛と、激しく嘔吐が始まりお腹はパンパンに張ってました。

 

結果イレウス、腸閉塞でした。

 

苦しむ間に腹圧を減らすため鼻から太い管を入れられました。

私は元々嚥下反射が強いので、管が喉の奥にずっと当たるので管が入ったあとも延々とえづいてました。

CTに運ばれてされるがまま検査を終えてまた病室に戻り、一晩中おえおえと苦しみました。

 

金曜日にイレウス発症、土日は鼻チューブで過ごしました。1度自由になった腕に点滴も入り、また点滴台をガラガラ。

 

イレウスから一晩明けた翌日は疲労と退院出来なかったショックで1日寝て過ごしました。

 

私はクローン病ですから、腸管内で炎症が起きやすく、おそらく縫合部の壁が炎症で厚くなりイレウスになったのだろうと説明を受けました。

 

今回のがイレウスだというのなら、私にも心当たりがありました。

 

病院食は小鉢などでお野菜が結構たくさん出ました。手術前は狭窄が長くあったため徹底して食べるのを避けていましたが、狭窄を手術で取ったのだからむしろ食べた方がお腹にも良かろうと思い、もりもり食べました。それがどうやら良くなかったようです。

 

狭窄が無くなったからと言って、もりもり野菜を食べるのは今後もよした方が良さそうだと、かなり痛い思いをして学びました。

 

退院した後になるより良かったよと、先生や看護師さんたちが慰めてくれました😢ほんとうにそうですね、、

 

せっかく迎えに来てくれた夫にも大変申し訳ありませんでした…

 

週明けまた絶食からスタート。

先生にせがんでプラス1週間の辛抱ののち、エレンタールの処方付きでようやく正真正銘の退院となりました。

 

退院日の数日前の採血は良好。しかし病院を出るまでは油断ならんと、戦々恐々としながらなんとか病院を後にしました。

 

結局入院から2ヶ月を過ぎての退院となりました。私にとって今までで1番長い入院生活でした。お疲れ様わたし。ずっとサポートしてくれた夫も、ありがとうお疲れ様。

 

余談ですが、鼻チューブを入れてくれたいつも回診に来てくれる女医先生の姿が追加の1週間の間全く見えず、研修かな?退院日に挨拶したいけど会えないかな?🥺と心配していました。

しっかり者の先生が珍しくポカして、私がイレウスなった日、つまり最初の退院日に退院許可を出し忘れていた事が功を奏し手続きがスムースにいったわけで(笑)

それに先生がすぐチューブ入れてくれたお陰でお腹の激痛からは覚悟していた時間より早く解放されました。

先生、退院日にひょっこり姿を見せてくれました。私に鼻チューブ入れた直後、コロナでぶっ倒れてた事が判明。

そ、そりゃポカしちゃう~~笑笑

本当にキツかったそうです😭でも退院前に会えて良かった。

 

2ヶ月で病棟の看護師さんの名前はみんな覚えました。皆さん本当に良くしてくれて長い入院もより快適に過ごす事ができました。

 

病院で働く人たちってすごいな、ありがたいなと改めて感じました。