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~脂質低い市販のカレーおすすめ~

IBD患者とはいえやっぱりカレー食べたいですもんね。一から手作り、はちょっと面倒。寛解中は市販のルーやレトルトで手軽に食べたい、でもできれば脂質は低いの選びたいな、という方に。スーパーなどで手に入りやすい市販のルーの脂質を数製品比較したので、選ぶ時の参考にどうぞ。

個人的主観で味の感想もつけときます~

 

IBD患者さんの食事療法は人それぞれ全く異なりますので、脂質の量は市販のカレーにトライする際のあくまで一つの目安と考えて以下のまとめ記事みてください。脂質より香辛料が大きく影響する人もいますから、自分のお腹の性格と要相談です。

添加物をより重視するという方は、脂質は高めですが無添加オーガニックのフレークタイプもあるそうですよ。

 

脂質量の値はそれぞれ、各メーカーのウェブ商品ページパッケージ写真参照です。

 

市販のカレールー1皿分の脂質比較

カレールウは同製品でも辛さで脂質が若干異なるので、IBDでも比較的いける甘口と中辛を調べてます。

1.ハウス食品 人気3種

カレールーはハウス食品が人気ですね。私調べハウス食品のルー3種類のそれぞれの脂質一覧は以下の通りです。

 

 

この中で脂質が一番低いのはこくまろの甘口のようです。

また辛さ順でいうと、

バーモントカレー<こくまろ<ジャワカレー

だと思います。バーモントの甘口が一番甘いですよね。

ジャワの中辛はあまり食べた事ないのですがかなり辛い印象です。

私は病気になる前はこくまろ中辛で育ちました。味は一番好きかも。

2.ハウス食品 カロリーハーフ

カロリー・脂質50%オフという何とも嬉しい数字が。フレーク状で溶けやすいし、油分が少ないので鍋の掃除がかなり楽です。ただ、いわゆる普通のカレーが食べたい人にはだいぶ物足りない味です。固形ルーを半量混ぜて自分好みにブレンドするなどすれば上手に活用できそうです。

 

3. S&B のカレー

エスビーのゴールデンカレー。CMもないので私の印象だとハウスに比べ少しマイナー路線でしょうか、、実際食べてみましたが普通に美味しく感じました。

甘口も中辛も5.2gです。

 

レトルトカレーの個人的おすすめ

無印良品 辛くない国産りんごと野菜のカレー

一食あたり5.8gです。辛くないのでお腹に優しいし、美味しいです。

脂質の低さで言ったら星の王子さまポケモンプリキュアなどお子さまカレーのレトルトもありますが、量も少なく大人にはいろいろ物足りないので、味に関しても個人的にはこれが一番おすすめです。

 

ウタマロ石けんをレンジでチンして粉にしてみた

SNSでウタマロ石けんを粉にする方法が人気なので、実際に試してみようと思います。

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まず、まな板の上にあらかじめクッキングシートに箱状になるよう折り目をつけて、1度広げた上に石けんを置いて包丁でカットしていきます。

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カットしたらクッキングシートを折り目に沿って再び箱状にします。

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そして電子レンジで600Wで2分加熱します。

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加熱完了。白くなりました。

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ウタマロ成分が電子レンジにこもっている間に、ついでに電子レンジも軽く拭き掃除しました。匂いがこもらないよう電子レンジはしばらく開けておきます。

 

取り出したウタマロをクッキングシートごとアイラップに入れて粉砕。

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新鮮なウタマロだったので水分量が多く、少し粒が残ってしまい、粉というより粒になってしまいました。追加加熱も面倒なのでこのままでいきます。

 

使いやすいように小さいジップ袋に小分けにしていきます。

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小分けにしたあと、軽く指で潰すといい感じに粉っぽくなりました。

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大きいジップ袋にまとめて入れて、洗面台の下に放り込んでおきます。

入院2ヶ月、ついに退院!退院日当日にイレウス!

病院でクリスマスを迎え年末を迎え年を越して、病棟の廊下から初日の出を拝み🌅

 

クリスマスのチキンも年越し蕎麦もお節も食べられませんでしたが、何とか再手術は免れて入院からもうすぐ2ヶ月という頃、ようやく退院が決まりました。

 

当日の朝の採血で、炎症の値がそれまで0台だったのが少し上がっており2.いくらかでした。

手術前はそれくらいならむしろ低い方できたし、特に何とも思わず先生からも一応OK出たので予定通り退院する事に。

 

午前中に最後の装具交換を終え、お昼を食べてさあ荷物をまとめるかと言う時、それまで全くなかった腹痛が出てきました。

 

最初はそれほど痛くなく、食後動いたからか?と思い看護師さんを呼ぶことなく荷造りを中断してしばらく横になってました。

 

しかし一向に良くならず、だんだん起き上がるのもしんどくなってきました。

 

退院したい気持ちと痛みで焦り、冷静に考える事ができずとにかく荷造りをしなくては、と起き上がろうとするも痛みで起き上がれず。そうこうしている間に夫が少し早めに仕事をあがって病室まで来てくれました。

 

そこで苦しむ私を発見。残念ながら一緒に帰る事は叶わず、かわりに看護師さんを呼んでもらう事に。なんということ。

 

それまで退院したいという気持ちで気力を保っていたのが退院が無理だと分かり、そこから様態が急激に悪化。呻き声を抑えられないくらい苦しい激痛と、激しく嘔吐が始まりお腹はパンパンに張ってました。

 

結果イレウス、腸閉塞でした。

 

苦しむ間に腹圧を減らすため鼻から太い管を入れられました。

私は元々嚥下反射が強いので、管が喉の奥にずっと当たるので管が入ったあとも延々とえづいてました。

CTに運ばれてされるがまま検査を終えてまた病室に戻り、一晩中おえおえと苦しみました。

 

金曜日にイレウス発症、土日は鼻チューブで過ごしました。1度自由になった腕に点滴も入り、また点滴台をガラガラ。

 

イレウスから一晩明けた翌日は疲労と退院出来なかったショックで1日寝て過ごしました。

 

私はクローン病ですから、腸管内で炎症が起きやすく、おそらく縫合部の壁が炎症で厚くなりイレウスになったのだろうと説明を受けました。

 

今回のがイレウスだというのなら、私にも心当たりがありました。

 

病院食は小鉢などでお野菜が結構たくさん出ました。手術前は狭窄が長くあったため徹底して食べるのを避けていましたが、狭窄を手術で取ったのだからむしろ食べた方がお腹にも良かろうと思い、もりもり食べました。それがどうやら良くなかったようです。

 

狭窄が無くなったからと言って、もりもり野菜を食べるのは今後もよした方が良さそうだと、かなり痛い思いをして学びました。

 

退院した後になるより良かったよと、先生や看護師さんたちが慰めてくれました😢ほんとうにそうですね、、

 

せっかく迎えに来てくれた夫にも大変申し訳ありませんでした…

 

週明けまた絶食からスタート。

先生にせがんでプラス1週間の辛抱ののち、エレンタールの処方付きでようやく正真正銘の退院となりました。

 

退院日の数日前の採血は良好。しかし病院を出るまでは油断ならんと、戦々恐々としながらなんとか病院を後にしました。

 

結局入院から2ヶ月を過ぎての退院となりました。私にとって今までで1番長い入院生活でした。お疲れ様わたし。ずっとサポートしてくれた夫も、ありがとうお疲れ様。

 

余談ですが、鼻チューブを入れてくれたいつも回診に来てくれる女医先生の姿が追加の1週間の間全く見えず、研修かな?退院日に挨拶したいけど会えないかな?🥺と心配していました。

しっかり者の先生が珍しくポカして、私がイレウスなった日、つまり最初の退院日に退院許可を出し忘れていた事が功を奏し手続きがスムースにいったわけで(笑)

それに先生がすぐチューブ入れてくれたお陰でお腹の激痛からは覚悟していた時間より早く解放されました。

先生、退院日にひょっこり姿を見せてくれました。私に鼻チューブ入れた直後、コロナでぶっ倒れてた事が判明。

そ、そりゃポカしちゃう~~笑笑

本当にキツかったそうです😭でも退院前に会えて良かった。

 

2ヶ月で病棟の看護師さんの名前はみんな覚えました。皆さん本当に良くしてくれて長い入院もより快適に過ごす事ができました。

 

病院で働く人たちってすごいな、ありがたいなと改めて感じました。

 

 

 

ミニチュアのディスプレイにおすすめ!セリアのすべり止めシート

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ミニチュアって可愛いですよね。

せっかくなら見えるところに可愛く飾っておきたいですが、日常生活の僅かな振動などで自分のお気に入りの配置から段々ズレたり、体がちょっと棚にぶつかってぐしゃぁ…なんて事があります。

かといって全部固定してしまうと、気分で配置換えが出来なくなってしまいあまり楽しめない…

 

そこで百均でちょうどいい便利グッズ見つけてきました

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セリアのすべり止めシート。

4枚入ってます。

本来はカーペットのすべり止めとして使用しますが、これを使います。

 

これをディスプレイ棚に大きさを合わせてカットしてペタっと貼ります

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指で軽くちょんってしてもズレなくなりました!かなりしっかり貼り付いてくれます✨

 

少し面倒だけど細かく切って小物に直接貼り付けても見栄えが良くていいです。

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これくらい傾けても大丈夫!

 

ミニチュア好きさんに、ぜひおすすめです😊

 

 

 

入院して1ヶ月過ぎました。

術後の経過は順調かと思われましたが、縫合不全が発覚してCV(中心静脈)開始、ガーゼにダダ漏れてたお腹の管を再挿入、絶食を開始して20日経ちました。

 

術前入院から1ヶ月以上は病院生活してます。おうちが恋しいな...🏠

 

途中、上腹部に水が溜まって1晩激痛に見舞われたあとお腹の管が2つになったり、検査が立て続けの後の装具交換中に倒れて看護師さん5人がかりで運ばれたり大変な場面もありました😵今回はその記録です。

 

 

上腹部に水が溜まる

ある日の夕方頃、夫が面会来てくれて帰ったあとSwitchでゼルダやってると急にみぞおちのやや左寄りが押し潰されるような激痛。すぐ治まるかもと様子見で2分くらい耐えましたが、酷くなる一方で何とかナースコールボタンを押しました。

 

ただ、看護師さん呼んだ所で激痛がすぐどうか出来る訳でもないのはもう分かってて、ベッドで2時間ほどそのまま放置され激痛に耐えてました。

その後採血と痛み止めが入りましたが、ほぼ効かないくらい酷くて。丸1晩、痛みでほぼ寝られず過ごしました。

 

翌日、車いすだったかストレッチャーだったか痛すぎて覚えてないのですが、まず造影CT、次に処置室に運ばれてお腹の管をもう1つ入れる事になりました。

 

お腹の管、入れる時は局麻なのですが中をグリグリやられるのが結局ものすごく痛くて😭先生いわく、まだ若くて組織がしっかりしてるから、だそう。お年寄りの患者さんはここまで痛がらないそうで、大した腹筋も無い自分の腹を恨みました。

お腹も痛い、処置も痛い。死ぬかなと思いました。

 

私がめちゃくちゃ痛がるもので管入れ難航してましたが、先生が小さく

「あ、入った」

 

私が力抜いて油断してる間に上手いこと腹筋貫いてくれたようで、溢れた水がお腹の表面を伝うのが分かりました😳そしてスッ…と、痛みが一気に半分くらいになりました。その後もまだだいぶ痛かったですけど、死ぬ程の痛みじゃなくなって救われました、、

 

10日後、上腹部の水はほぼ出せたようで、上のお腹の管は取れました👏上と下と2つあった間は自分でシャワー入れなかったので、この減った1個がかなり嬉しかったです☺️

 

皮下注射の点滴?

これ書いてる時はCVに加えて、腸液を減らすための皮下注射点滴が入ってます。

装具交換中に倒れた次の日、お腹の管から廃液がドバドバといつもの8倍の量出てきてしまったので、お薬を入れる事になりました。

 

皮下の点滴って珍しくて、私も初めて、看護師さんたちも初めて(笑)慣れない機械操作を頑張って貰ってます。

 

右の二の腕に点滴入ってるとこが2つ、お腹の管が1つ。シャワーが中々入りづらくて、たまにお腹の管の廃液溜めるとこ(手榴弾のような形なので先生たちバクダンと呼んでます笑)落っことしてしまったり。

でもこのバクダンは今のところ私の命綱なので、もうしばらくは着けてます💣

 

管の先っちょが腸の中に入っちゃった

バクダンことお腹の管の先っちょは腸の縫合不全箇所のすぐ側に配置されてるのですが、先日の造影CTで先っちょが腸の中に入り込んじゃってるのが発覚😨私がうごうごしてる間に、ズレちゃったみたいです。分かってすぐ位置替えの処置がありました。

 

また痛い...🥺と身構えてましたが今回は既に入ってるのを少し動かすだけだったのでちょっと痛いくらいで済みました。

 

絶食中の廃液って、胆汁の緑色が出るんですけど、緑、中々減らないなぁと少し気落ちしてました。そのはずですね、だって腸の中に入っちゃってたんだもん(笑)

 

位置を戻したら廃液はぐっと減りまして、ようやく次の治療段階が踏めそうになったので嬉しいです☺️

 

ストーマの装具交換中に倒れちゃって

上腹部の激痛に見舞われた次の日が実はストーマの装具交換の日でした😇検査、処置のあと装具交換をしました。

 

起き上がって話せるくらいにはお腹の痛みも落ち着いたので、自分で処置室に行って自分で装具を剥がしたところまでは良かったのですが...

 

何だか気分が優れなくて。

そしたらだんだん吐き気に変わって、1度2度、激しくえづきました。

 

何も吐きませんでしたが、念の為に看護師さんにペッする容器を貰って抱えて、ストーマ周りを洗ってもらっているとあれよあれよと血の気が引いて、気が付いたら全身の力が入らず椅子にぐったり。看護師さんも慌てた様子で応援を呼んで、4、5人に抱えられ処置室ベッドに横にされ...

 

するとまさかのそんなタイミングで丸出しのストーマちゃん大暴走。緑がどんどん溢れる。慌てる看護師さん達。為す術なくぐったりしたままの私。腹の上を緑が伝うのを感じつつ、看護師さんたちが必死にせき止めてくれるのを耳で聞いてました。いやほんと、処置台を緑まみれにしてしまって申し訳ない(;_;)

 

看護師さん達、溢れる緑と格闘しながら私を病室のベッドまで運んでくれました。

血圧は普段から低いのですが、この時は上が70台まで下がってたようでめちゃしんどかった。

(後で分かったのですがこの時CRPが24台まで爆上がってました)

 

血管迷走神経反射だった

今回のこのような症状は血管迷走神経反射というのを、その後病室に様子見に来た先生に教えられて初めて知りました。(貧血のせいではないと知ってたけど、なんて言う症状なのか知らなかった)

 

詳しくググると、

まず気分の悪さ、吐き気の症状があらわれ、次に血圧や脈拍が下がり重いと一時的に意識を失う。原因は睡眠不足や疲れている時、長時間立っている時、痛みや緊張などの精神的ストレスを感じた時

 

とありました。

 

うん、まさに今回の私^^;

前日夜の長い時間の激痛に睡眠不足、管入れ処置で過度に緊張、疲れ。

その後の気分の優れなさから吐き気までテンプレでしたね😅

 

迷走神経は副交感神経のひとつで、それが過剰に反応するわけですから、ストーマも大暴れだったのですね、納得…

 

ちなみに私は小学校の朝礼でも倒れてました。

迷走神経反射は緊張しやすい人がなりやすいみたいです。

 

普段から血圧低め(上90前後/下60前後)で緊張しいの私は、クローン病になる前から迷走神経反射なりやすい体質だったみたいです。

 

対策は、

・夜更かししない

・緊張し過ぎないで普段からリラックス

・疲れをためない

 

 

入院中の大半はベッドで元気に過ごせてるので、そこまで大変だった自覚はなかったけど今振り返るとそれなりに大変な入院生活でした😅

 

まだ退院できるようになるまではしばらくかかりそうですが、少しずつ良くなってるのでこの調子でお利口に先生の言う事聞いて治療続けます。

夫が頻繁に面会来てくれて、お洗濯や差し入れの読み物などたくさん持ってきてくれたりと、今度の入院をとても支えてくれてます。新婚なのにクリスマスも年末年始も1人おうちに残してしまってごめんなぁ...

退院したら美味しいご飯いっぱい作ったります💪

 

 

 

 

 

 

人工肛門(永久ストーマ)手術しました

悪化し続けてきた狭窄と痔瘻の状態が限界を迎えたので、大きい病院に紹介状出してもらって永久ストーマ造設のオペをしました。

 

 

1)5~6年悩んだ結果、永久ストーマ

おまきは5年か6年か前から、下行結腸全体がかなり酷い狭窄になってる事が分かってたので、その時から人工肛門の話はずっとされてきました。おまきの狭窄と痔瘻の状態から、当時からするなら永久ストーマと言われていました。

ただ、当時はまだ痔瘻の状態も今ほど悪くなかったし、トイレもまだ自制が効いていたので、先生からの意見としてもその時すぐ人工肛門にしたところで得られる恩恵が少なかったので、気をつけながら温存の方向をとってました。

 

しかし、狭窄と痔瘻があればバイオ製剤がそっちに効果を持っていかれてしまうので、結果として腸全体の炎症に効かない⇒クローン病の症状が全体的に良くならない⇒痔瘻悪化 の悪循環で年を追うにつれて全体的に悪くなってました。

 

痔瘻は肛門の筋肉を巻き込んでしまい、手術の3ヶ月前にはとうとう寝てる間にナプキンに便漏れするようになり、トイレの回数も昼夜問わず最低1〜2時間置きで多い時は1時間に2、3回。毎回小走りに駆け込まなければ間に合わないくらい排便障害が酷くなってました。

 

この間、食事は朝昼エレンタールのみ、夜に軽くご飯というようにしてました。

 

寝不足も続き、かなり生活の質が落ちてきてしまったので、自分から通院先の先生に人工肛門の手術がしたいと申し出ました。

 

気持ちよく踏ん切りついたのは、夫に少し急いてもらってフォトウエディングを先に終えられたからっていうのもあります。調べるうちにストーマであってもドレスは着られるというお話を聞いてはいたのですが、ウエディングドレスまでは何とか持たせるっていう自分なりのポリシーがあったので^^;緊急入院で1度リスケや結節性紅斑が出てしまうなどトラブルがありましたが、最高の形で1つ思い出を残す事ができて満足してます。

 

入籍した年にフォトして、手術して。28歳は忘れられない年になりました。

 

2)おまき、実は今回が初のオペでした。

初めてのオペが開腹で永久ストーマですから、最初からクライマックスって感じでした。

全身麻酔ってどんなのかなーと楽しみにしてましたが、案の定気がついたら終わってたパターンでした(т-т)

 

下行結腸と回盲部の狭窄を2箇所同時に処置する関係もあって、がっつりお腹開いて手術でした。縦に20センチ程の傷ができました。

 

ちなみに、もし将来お子を産むことになれば帝王切開の傷が横に入るので、術前に家では夫と私の腹に向かって「セイントクロス!」と十字に切り込みを入れる遊びが流行りました。

 

傷は2日後まで痛みも少しあっておっかなびっくりでしたが、3日後には慣れてかなり動けてました。

これを書いてる時はまだ術後の管が抜けてないです。

 

術後、癒着予防で翌日からガンガン歩かされるよ!っと聞いていたのでよぉーしと意気込んでましたが、看護師さんからたくさん歩いてね!等は特に言われず。でも癒着は怖いので、点滴台持ってこまめに部屋を出てペットボトル捨てに行ったり血圧測りに行ったりしてます。

 

ところでストマと反対のお腹は管がまだ入ってるのですが、排液が管に入っていかず脇腹から全部漏れてくもんだから看護師さんに毎晩大判ガーゼ10枚重ねくらいして貼ってもらってる…今のところ毎朝漏れてる(白目)

 

3)ストーマ付きました

想像してたよりかなりデカくてびっくりしました、ていうのが正直な感想です。

造ってすぐは浮腫もあって皆大きいそうですが、それでも私のポチは大きめサイズになりそうです。ストーマに皆さん名前をつけるそうなので、私はポチちゃんと呼ぶことにします…

術後4日目ですが、色も落ち着いてきて綺麗なピンクボールです。

 

今日が術後2度目の装具交換の日で、1度目はイレファイン、今はセルケアが付いてます。

イレファインはかなり良い感じに付いてくれてました。今回は看護師さんイチオシのセルケア。トラブルなく次の交換迎えられるといいな。

 

術後2日間は仮パウチが付いてましたが、ストマからの排便も無く、痛み止めの副作用もあって本当にぐっすり眠れました

 

( ; ; )こんなに眠れたの何時ぶりかしら。。

 

よく眠れて、身体も怠さが抜けて元気です^^

 

便意を感じる度に大急ぎでトイレへ…また間に合わないかも…の瞬間が1日に何度もあったのがなくなって心身共にかなりストレス減りました。

 

まだ排出しに行くタイミングみたいなのもいまいち掴めてないし、装具交換も看護師さん付き添いあり、パウチも合うやつ探し中ですからパウチ漏れもこれから経験する超初心者だけど、手術して良かったかも、って思います(*^^*)

 

大変なのはこれからなのかなぁ、、でも既にだいぶ快適…とストマの恩恵にまだ疑心暗鬼です^^;

 

またブログに、パウチ模索の記録も今後していこうと思います。

久しぶりに結節性紅斑がでました

久しぶりの投稿になります。

高校生の時ぶりに、クローン病の合併症である結節性紅斑になり苦しんでおりますので、その事について書いていこうと思います

 

 

1.結節性紅斑とは

結節性紅斑は、皮膚の下に圧痛を伴う赤色または紫色の膨らみ(結節)が生じる 脂肪織炎(皮下脂肪組織の炎症)の一種で、最もよくみられる部位はすねの皮膚ですが、腕など他の部位に生じることもあります。

結節性紅斑 - 17. 皮膚の病気 - MSDマニュアル家庭版

 

引用元からざっくりまとめると、

  • 結節性紅斑は通常、薬物、感染(細菌、真菌またはウイルス)、または別の病気(炎症性腸疾患など)に対する反応により生じる。
  • 典型的な症状は、発熱、関節痛、すねの皮膚の痛みを伴う特徴的な赤い膨らみと青あざ
  • 最も発症しやすいのは20代および30代の人で、特に女性に多くみられる。

 

上記の原因の一つに "炎症性腸疾患など" とあるように、結節性紅斑はクローン病潰瘍性大腸炎の合併症のひとつです。

 

2.実際になった時の主な症状

私が初めて結節性紅斑になったのは高校3年生の時です。クローン病の発症と診断は高校1年生の時でしたから、発症から2年後になります。当時の症状は

・赤く腫れ上がった、かたく、押すと痛い大きなしこり

・普通ではない浮腫み

この2つが膝から下に症状として出ていました。紅斑は触れるだけで痛く、浮腫みで脚が膨張して皮膚が引っ張られて歩くだけで振動が響いて痛かったです。膝から下が浮腫みすぎて、脛の辺りを押すと1cmほど凹んで低反発クッションのように戻ってこなかったです。

 

そして今回10年近くぶりにまた紅斑が出ましたが、今回は全身の関節痛が特に酷くて…肩、肘、手指、膝、足首、足の指関節、酷い時は股関節も痛くて、ベッドで横になる時も痛くて困りました。

紅斑と浮腫みは、以前になった時よりあまり症状として重くはないです。不思議です。

 

関節痛は、病院で出されたカロナールでかなり良くなりました。治まるまではこれで凌ぐ他ないですね、、

 

以前と今回と、発症したのには1つ心当たりがあります。どちらの時も、しばらく続けていたバイオ製剤を絶ってしばらく経った時になりました。高校生の時は、使えるバイオが無くなって漢方のみの治療を始めた頃でした。

今回はステラーラの効果があまり得られないためストップ&手術が終わるまで別の薬にスイッチ(乗り換え)ができない状況にあります。

ステラーラ、効いてないようでほんの少しは仕事してたみたいです。

ストーマの手術が完了したら、スキリージを始める予定です。紅斑が治るのが先か、スキリージ始まるのが先か分かりませんが。

 

結節性紅斑の症状からクローン病が発覚する方もいるようですので、私の発症条件はあくまで1例ですね。ただ、免疫が過剰暴走を始めている、というのは共通している、かな?

 

以上が私の体験談になります。

私と同じように結節性紅斑の症状が出て困っている方の参考になれば、と思います。